食事は量より質
ダイエットにおける一番の問題はやはり食事。
この食事の内容次第でダイエットの結果は大きく左右されます。
ちなみに今では一般的になったカロリー制限という言葉。
もちろん過剰なカロリーは適切にカットした方がいいのですが。
大事なのはそのカロリーの質なんです!!
「カロリーの質ってなに?」と思う方が大半だと思います。
加工食品がよくないのは分かるけど、それ以外の食事の「質」ってどうやって判断すればいいの?っていう疑問。
この問題に関しては、ハッキリとした科学的なガイドラインがあるわけじゃないんですが、多くのダイエット研究を見いると、およそ共通しているのは以下の4つのポイントです。
•満足度:どれだけすばやく満腹感をあたえてくれるか
•吸収率:摂取カロリーのうち、どれだけのスピードで体脂肪に変わるか
•効率性:摂取カロリーのうち、どれだけの量が体脂肪に変わるか
•栄養価:総カロリーのうち、どれだけ豊富にビタミンやミネラル、必須脂肪酸、必須アミノ酸がふくまれているか
つまり、できるだけ満足度と栄養価が高く、できるだけ吸収率と効率性が低い食品ほど「高品質」ということになります。
ちなみにここでいう高品質と低品質のカロリーの実験データがあるのでご紹介します。
•87人を対象にしたフロリダ大学の実験では、質が高い食事をとった参加者は、そうでないグループにくらべて平均で10キロも体重が減った。
•コーネル大学の実験では、参加者を3つのグループにわけて、全員に1日1,800kcalの食事をとってもらった。すると、カロリーの質が高い食事をとった参加者は、ほかにくらべて86.5%も体脂肪が減っていた。
•ネイバルメディカルセンターの実験では、「低品質のカロリー」と「高品質のカロリー」が体脂肪にあたえる影響を調べたが、高品質な食事をとった参加者は2倍も体脂肪が燃えやすくなった。
などです。
簡単な話、お菓子で1000kcal摂取するか、野菜や果物で1000kcal
摂取するかの違いみたいなものです。
食べるものって奥が深いです。
0コメント